こないだ見たもう一個のDVD、遅ればせながらDave chappelle の「Block party」をやっとこ見ました。
Daveってだけでもワクワクで、出演者に目を通したもんなら
音楽ファンならヨダレじゅるじゅるもんですが、本当に汗と涙と鳥肌ビッシリ!って感じでした。
出演:デイブ・コモン・カニエ・エリカバドゥ・モスデフ・ジルスコット・ルーツ・ビッグダディケイン
デッドプレズ・タリブクエリ・そして、フージーズ(!)
・・・たまらんです。震えがきます。
↑とりあえずコモン大先生
実際にこの伝説のライヴが行われたのは、2004年の9月だが、
日本で公開されたのは去年、DVDはつい先日リリースされた。
私は当初、「あぁ~見ようか~」とのん気に考えていたのだが、すっかり忘れていた(笑)
よって、今更見たのよ~ってわけであります。
内容についてはもうご存知の方も多いと思うので省かせて頂く。
(知らないYO!という方は
どうぞ)
とにかく!とにかくだ。
ニューヨークって街は、
ずるいよ!
なにがどうしてこのメンツで無料のライヴが実現するのかっ!?
(それはデイブが呼びかけたから)
普通の路地でなんでこんな爆音が許されるのかっ!?
(ビコーズ・オブ・ニューヨーク!)
あぁぁぁ~~~
とってもとってもうらやましいです。
ニューヨークはもちろん、本物のエンターティメントが集う街に暮らす人々が。
貧乏も金持ちも関係なく、道を歩いているだけでこんな幸運に巡り会える、
ミラクルなストリートを行き来する人々が、とってもうらやましいです。
そんな思いが爆発した作品でした。
個人的にマーチングバンドやドラムラインを見るのが好きなので、
デイブが地元のドラムラインの子達をニューヨークへ招いていたあたり、かなりツボでした。
いいぞいいぞ~~、と心の中でウキウキボールがピョンピョン飛び跳ねました。(笑)
↑ドラムラインの子供達とデイブ。イエイ。
最後のトリのフージーズが出てきた時点では、私はもうテレビの前で立って
リズムを刻まずにはいられない状態となりました。
ワイクリフがまず登場し、ボルテージ全快になったとこで、ローリン登場。
Killing Me Softly With His Song~と歌うローリンに会場全体はもちろん
自分も全神経がローリンの歌声にヤラレました。
なんなのあのトレンチコートみたいのにヤンキースのくたびれたキャップ
というスタイル。。。
着こなし過ぎっ!!(゚Д゚≡゚Д゚)
ローリンのバーカバーカ
ローリンのバーカバーカ
もぅ・・・大好き!!
と再確認した私です。
あーんなスタイルは彼女しか産み出せません。
そしてそのスタイルの母である、彼女しか着こなせません。
しかしながら、ココにいる私と言うばか者は、真似しようと試みるわけです。
結果は皆さんお分かりの通り、悲惨な結末になるとも知らずに。
これっすよ。。
あぁ惜しい。全身写っているのが見っからなかったです。。。
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音楽やアーティストが素晴らしいのはもちろんだったのですが、
忘れてはいけないと思うのは、コメディアンのデイブの愛情がたっぷりつまったドキュメンタリー
映画だったという点です。
彼はその腕っぷしだけで(実際には達者な口か。)巨額の財産を手に入れた
ナンバーワンのコメディアンですが、高級住宅街に家をズラズラ建てるわけでもなく、
自分の富を地元の皆に返したい、という趣旨で今回のモンスター企画を決行したそうな。
アーティスト達も彼に賛同し、この歴史的なステージに立ったわけですが、
デイブの人柄やピュアさが、このドキュメンタリー映画の節々で見て取れると思います。
地元の皆に、直接ニューヨークへのライブ招待チケット(往復交通含む)を手渡すデイブに
思わず笑顔がこぼれました。
ヒョロっとした体、小さな頭にチョコンとのっけたハンチング帽が何とも言えない味を出しています。
最近はよっぽど気に入らないと、スペースがかさばるのでCDやDVDは買わないようにしている
のですが、これはどうしても手元に置いておきたい一枚になりました。
とてもオススメな一枚です。
オマケですー。
↑嬉しそうなモスデフ
↑デイブと監督を務めたミシェルゴンドリー
↑エリカバドゥ
(途中でこのボンバーヘッドのズラが風であおられ、
スポーンと脱ぎ捨ててチンチクリンなヘアスタイルで歌い続けたプロ魂に乾杯)
ふぅー久々張り切って書きました。ではまた。